【映画の話】愛と呼ばれるもの(1993)
自分の心のままに表現を
先日、2020年アカデミー賞主演男優賞で、「JOKER」で主演を務めたホアキン・フェニックスが受賞されました。
ホアキンのスピーチの中で、亡くなった兄の言葉を引用していましたね。その兄こそ、23歳の若さでこの世を去ったリヴァー・フェニックスです。
今回は、リヴァーの晩年の作品のひとつを紹介します。
作品について
- 作品名 愛と呼ばれるもの (原題: The Thing Called Love)
- 制作年 1993年
- 監督 ピーター・ボグダノヴィッチ
- 出演者 サマンサ・マシス、リヴァー・フェニックス 、ダーモット・マローニー、サンドラ・ブロック
あらすじ
主人公のミランダ(サマンサ・マシス)は、カントリーミュージシャンになるためにNYからナッシュビルにやってきます。音楽の街、ナッシュビルのブルーバード・カフェは、ミュージシャンを目指す人たちが集まります。
そこで出会ったジェームズ(リヴァー・フェニックス)、カイル(ダーモット・マローニー)、リンダ(サンドラ・ブロック)との成長ストーリーです。
見どころ
◎サマンサとリヴァーの関係
この映画で出演した、サマンサ・マシスとリヴァー・フェニックスは実際に恋人同士でした!二人の仲の良い様子が映像を通して伝わってきました。
◎音楽
この映画は、プロのカントリーミュージシャンを目指す人たちのストーリーです。役者さんが歌を歌う場面が多く出て来ます。
その中でも1番印象に残った曲は、主人公ミランダが作中ラストで歌った曲です。
タイトルについて、作中では出ませんが、ネットでは「Big Dream」で検索するとたまに出てきます。
成長したミランダの心情をそのまま表現された歌詞がとても印象的です。
◎恋と友情
だけではなく、恋模様や、リンダとの友情が描かれています。全て自身の心に変化を与えるものなので、「心のままに表現する」カントリーミュージックには必要なものだったのかもしれませんね。
まとめ
この映画は、夢への第一歩に進むための話だと思います。私はラブストーリーよりサクセスストーリー目線で観ています。
これから何かを始めたい人には、この映画をオススメします。また自分の道に迷った時の原点として再発見できるかもしれません。
DVDもありますし、映画のサウンドトラックCDもあります。
この機会に、ぜひ観てみてください。
DVD
- アーティスト:サントラ,ランディ・トラビス,デボラ・アレン,ロドニー・クロウェル,クレイ・ウォーカー,ダーロン・ノーウッド,トリーシャ・イヤウッド,K.T.オスリン,マトラカ・バーグ,デニス・ロビンズ,ケビン・ウェルチ
- 出版社/メーカー: BMGビクター
- 発売日: 1994/10/21
- メディア: CD
サウンドトラックCD