LGBTQのお仕事事情
今回は「LGBTQのお仕事事情」というテーマでお話します。
先日、じんけんWebフェスタ2021というのに参加しました。目的はセクシャルマイノリティのトークショーとレインボー映画祭のためです。オンライン開催のため自宅でそれぞれの動画を視聴しました。
じんけんWEBフェスタとは?
じんけんWEBフェスタとは人権啓発イベントです。期間は2021年の12月1日から12月27日まで、オンラインで開催されるイベントの他、一部特設会場を設けたイベントがあります。
トークショー
私が視聴したトークショーは、性的少数者と社労士によるトークショー「誰もが能力を発揮できる職場づくり」です。
出演者は谷川 由紀さん(高松太田社労士事務所代表)、高野 晶さん(プラウド香川)、福井 瑞穂さん(あしたプロジェクト)、大美 光代さん(NPO法人わがこと代表理事)の4名です。
トランスジェンダーの就職事情
福井 瑞穂さん、高野 晶さんから、トランスジェンダー当事者としての、過去の就職事情等をお聞きしました。
①自分の望む性別での就職活動
②職場へのカミングアウト
などの問題が取り上げられました。
①は、就職活動をする際に、自分の望む性別・働き方を
②の職場へのカミングアウトについて
正規雇用になる際に性別を企業側に伝えなければいならない、企業内で相談窓口ができても、カミングアウトしなければ相談できない…という状況があるようです。
地方のパートナーシップ制度
ここまで、読んでいた方には、
「なんだトランスジェンダーの話か、自分はゲイ・ビアンだから関係ない」という方がいると思います。
それだけでは、ありません。
次に取り上げられたのが、パートナーシップ制度の話だからです。
パートナーシップ制度とは
各自治体が同性同士のカップルを婚姻に相当する関係と認め証明書を発行する
ものです。2021年10月現在では130の自治体で施行されています。
香川県内では、高松市・三豊市・多度津町・東かがわ市・土庄町の6か所でパートナーシップ制度が導入されたにも関らず、現在全19組が登録されている状況です。
まだまだ少ないという印象です。そのため東京や大阪などの都市へ移る、といった当事者たちもいるようです。
まとめ
今回の動画を見て、香川県の状況等を知ることができました。メディア等ではやはり都市部に注目が集まるため、地方の状況とはなかなか分かりにくかったりします。
今回、印象に残った場面を紹介します。
県外の企業が、社内でダイバーシティ研修に力を入れているそうです。そこで言われているのが、
知らない、分からない はやめよう
「自分とは関係ない」と思えば、知ろうともしないし、分かろうとも思わないことが多いので、考えを放棄したら、その時点で終わってしまいます。
これは、日常生活にも関係する事柄になります。
今回のトークショー、そしてこのオンライン人権フェスタで、色んな問題が見えてきました。参加でき、とてもよかったです。
では、以上!
上杉リベロでした!