上杉リベロのココロCoCoブログ

社会の「小さな声」を届けたい。LGBTQやメンタル、喘息などをテーマにエッセイを描いています。

🌈レインボー映画祭に参加しました🌈

今回は、レインボー映画祭に参加しました」というテーマでお話します。

 

先日、じんけんWebフェスタ2021というのに参加しました。目的はセクシャルマイノリティトークショーとレインボー映画祭のためです。オンライン開催のため自宅でそれぞれの動画を視聴しました。

f:id:uesugi_libero:20211213094325p:plain

じんけんWEBフェスタとは?

じんけんWEBフェスタとは人権啓発イベントです。期間は2021年の12月1日から12月27日まで、オンラインで開催されるイベントの他、一部特設会場を設けたイベントがあります。

jinken.jp

 

『であること』を視聴

今年の第17回香川レインボー映画祭は、オンライン開催でした。実は、毎年気になっていながら、参加できなかったのですが、今回オンラインということで、気軽にいつ・どこにいても参加できるようになり、大変助かりました。

 

https://kagawa-rff.org/

 

開催日時は、2021年12月11日(土)0:00~12月12日(日)23:55 です。この開催期間内に配信された作品を視聴できました。視聴するには、事前にチケットを購入する必要がありました。

今回紹介されたのは3作品です。私が視聴したのは、

『であること』LGBTQ? 性的マイノリティ? 9名それぞれの自分自身「であること」を聞いて歩いた夏の1週間 (2020)

です。

出演:西山ももこ、あべさきよ、セクシーDAVINCI、市川ひろし、伊藤あかり、BIBIY GERODELLE、錦光山雅子、西村宏堂

 

インティマシーコーディネーターの西山ももこさんが、1週間かけて9人の方にインタビューしたドキュメンタリー作品です。

 

カテゴリに囚われている

西山さんがインタビューした相手は立場が様々ですが、いろんな意見を打ち明けてくれました。

・人から言われて傷ついたこと

・カミングアウトの話

・親との関係

などなど

 

私は、9人の意見を聞きながら、ある共通点があることに気づきました。それが、

ひとりの人として接してほしい

です。

 

どうしても、LGBTQの中では、自分はどれに当てはまるか。カテゴリーに囚われてしまったり、相手に説明するときに分かりやすいからあえて、カテゴリーで自己紹介をする、ということが多い状況です。

 

しかし、そのカテゴリーというのは、自分自身の一部でしかないので、それが全てと思われたら困る、とのことでした。

 

「自分たちってそんなに特別扱いされるの??」

セクシャルマイノリティってマイノリティじゃないじゃん」

「カテゴリーにこだわっていたら、もったいない」

 

たしかに。私自身もカテゴリーに囚われていました。私の場合は、Xジェンダーパンセクシャルというカテゴリーですが、自分が「パンセクシャルだ!」とか「Xジェンダーだ!」と意識して生活はしていないです。もちろんこのカテゴリーが正しいのかもわかりません。

それより『上杉リベロ』という人間を知ってほしい、という気持ちがあります。

まとめ

今回の映画を視聴して、色んな立場の人の考えを知ることができました。しかし、この考えは「その人個人の考え方である」というのが前提です。

ゲイの人はみんなこうなんだ~…などと拡大解釈は防がないといけません。

また、今回の西山ももこさんのようなインティマシーコーディネーター、アライの方、などが仕事・活動するにあたって

「逆差別になっていないか?」

と悩まれている様子がありました。

 

そんな、色んな人たちの意見、悩み、これからどうしたいかを知ることができる映画でした。

 

では、以上!

上杉リベロでした!