上杉リベロのココロCoCoブログ

社会の「小さな声」を届けたい。LGBTQやメンタル、喘息などをテーマにエッセイを描いています。

心の中のマグマ淵

今回は自分の心の闇を見つける「心の中のマグマ淵」についてお話します。

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不定期の体調不良

私は、不定期ですが時々、身体が重くなったり、涙が止まらなくなることがあります。

例えば、朝起床時に、身体が鉛のように重くなる、呼吸が浅く苦しくなる。動悸が激しい。

悲しくもないのに突然涙が溢れ出す…。

そういった症状に悩まされます。

 

 

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気を付けているハズなのに…

症状が出た場合、私はいつも自分が悔しい気持ちになります。

 

運動もしているのに

食生活にも気を付けているのに

体調が悪くならないように注意を払って生活しているのに

 

なんで、こうなるんだ

 

という苛立ちと悔しさで自分を責めてしまいます。もっともっと頑張らなければいけないのか、と体調や気持ちに振り回せる自分に疲れました。

 

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マグマを見つめる

疲れた私は通院しているカウンセリングの先生に相談してみました。すると先生からはこんな話をされました。

 

心の中にある沸き立つマグマの淵にずっと立っている。体調やメンタルを崩すとそのマグマが溢れ出すとのことです。

大抵の人はマグマを小出しにしたり、調整をしたりするらしいですが、私は我慢しすぎてマグマを爆発されるようです。

 

マグマとは、一体何なのか?

それは、心の中にあるトラウマや我慢してきたこと、嫌なことです。

木で例えると根っこの部分を知ることです。

 

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今までの治療は、木で言うところの「葉っぱ」の部分、症状が出た所を対処するというものでした。例えば、動悸など交感神経が高まっている→リラックス緊張を緩める薬を処方されるという手段でした。

 

しかし、根本的な部分を解決しなければ、いくら「葉っぱ」の部分を対処しても変わらない、なのでそれを見つめ、解決していこうというものです。

 

その手段は、感情的になったとき(私の場合は涙が溢れ出した時)に、紙に書き出すことです。

さっそく100均ショップに行って、A4サイズの落書き帳を買いました。

そして、数日後の夜…紙に書き出すチャンスが来ました。

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写真のように1ページにびっしり文字で不満や嫌なこと、悲しかったことや我慢していたことを書き出しました。同じ文量のものがあと5ページほどあります。これには自分にも驚きました。

全部書き出すと、泣き疲れた子どものようにぐっすりと眠ることができました。

まとめ

今回、自分の中のマグマと向き合ってみて、劇薬だなと思いました。簡単にいうと見たくなかった部分を見ることになるからです。人によっては思い出したくないトラウマと向き合うことになります。

私の場合、色々吐き出してみて自分が苦しかった、つらかったなどを客観的に知ることができました。しかしずっと「苦しい」「ツライ」と言っているままでは解決しません。

自分が悲しかった、我慢していたのは、よ~く分かったので(いっきに6ページも書き出したし)では、これからどうすればいいか?

そこを考える未来にしたいと思います。

もちろん一朝一夕で変わるものではありませんが、意識するのとしないとでは全然違うものなので、がんばりたいと思います。

 

では、以上!

上杉リベロでした!