上杉リベロのココロCoCoブログ

社会の「小さな声」を届けたい。LGBTQやメンタル、喘息などをテーマにエッセイを描いています。

手話イベントに参加してみた

2/16(金)に手話イベントに参加してきました。

地元の健康福祉総合センターにて無料手話イベントが開催されていたので、参加してきました。会場内は7つのブースに分かれていました。各ブースを体験し、スタンプを集めるというイベント内容でした。

 

  1. 視覚障害者疑似体験

  2. 高齢者疑似体験
  3. AED体験

  4. 聴覚障害者疑似体験
  5. 手話、指文字体験

  6. 要約筆記体
  7. UDトーク体験


私が体験したのは、1、3、5、7の4つです。

 

 

 

視覚障害者疑似体験

この体験の参加者は、最初にゴーグルを着用します。このゴーグルは、もやがかかったように、全体的に白っぽく見えます。視野も10円玉くらいの大きさしかなく、とても狭かったです。

 

次に会場から廊下にあるトイレ、エレベーターを目指して歩きます。トイレ、エレベーターの距離は会場から約10mあります。普段ならスムーズにたどり着けるが、ゴーグルをかけるととても難しかったです。前を歩く人に続いて歩くのが精一杯でした。

 

そこで私はあることに気づきます。

それは白と黒の色が見えやすいということです。

 

ゴーグルをかけると、ほとんどの色が判別できません。しかし、白と黒の色は判別しやすかったのです。なので私は、前方を歩く、白トップスに黒スカートの女性にずっとついていきました。←


f:id:uesugi_libero:20200221192113j:image

 

エレベーターでは、ボタンの場所を探すのに苦労をしました。しかしボタンのライトがつけば、すぐに見つけることができました。

 つまり明度の差をつけることによって格段に見えやすくなるのです。

これは、デザインを作ったりするときにとても役立つと感じました。

 

AED 体験

次に体験したのはAED体験です。AEDのモデルとして、大人・幼児・赤ちゃんの3タイプの人形が用意されていました。私は職場にて大人のAED体験をしたことがあるので、今回は幼児と赤ちゃんの体験をしました。

 

流れはざっくり以下の通りです。

周囲の安全確認→出血等の確認→救急車、AEDの手配を依頼する→胸骨圧迫(30回ずつ)→人工呼吸(2回)…

私は、ここで驚きました。

それは赤ちゃんの胸骨圧迫の難しさです。

 

赤ちゃんの場合、指2本で胸骨を圧迫します。(例:人差し指と中指、中指と薬指)

試しに指2本を立てて垂直に押してみてください。

 

 

 

 

難しすぎません????

指の長さが違う+垂直に押す=全然力が入らない という状況になりました。

ちなみに私の場合、指導者の方に爪を立てるなと言われました(笑)

 

そのほか、人工呼吸、AEDパッドのつけ方は以下のイラストの通りです。


f:id:uesugi_libero:20200221192125j:image

 

 

手話、指文字体験

スタッフの方から手話で、「おはよう」「こんにちは」「こんばんは」「おつかれさま」「ありがとう」の5つを教えてもらいました。

指文字体験では、自分の名前を指文字で表現します。


f:id:uesugi_libero:20200221192141j:image

 

UDトーク体験

スマホで、UDトークの無料アプリをダウンロードし体験します。このアプリは、お互いがダウンロードしているとUDトークができます。このアプリはキーボード入力、音声入力、手書き入力ができます。ちなみに音声読み上げもあり、とても便利です。

 

まとめ

今回体験してみて、普段自分が気づかないで過ごしていることが多いな、と改めて思いました。参加して良い経験になりました。

 

相手に正しく伝える、これは健常者、障害者に関わらず、すべての人に関係するものですね。自分に余裕が持てれば、相手の話を聞くことができ、正しい情報を伝えることができます。


f:id:uesugi_libero:20200221192410j:image

スタンプラリーの景品