上杉リベロのココロCoCoブログ

社会の「小さな声」を届けたい。LGBTQやメンタル、喘息などをテーマにエッセイを描いています。

こどもの頃の思い出

本日5/5は「こどもの日」です。
皆さんは、幼い頃どんな遊びをして過ごしていましたか?

私は一人遊びが多い子ども時代を送っていました。空想したりモノをつくることが好きだったので、なんでも遊びに関連づけていました。

今回は、そんな一人遊びの中で作った、ミニチュアの本について紹介していきます。

 

それは、おもちゃの某動物ファミリーへの不満から、作られたものでした。当時持っていたおもちゃの学校セットには、学校の机や椅子そして、教科書がありました。

f:id:uesugi_libero:20200505192133p:plain しかし、その教科書はどれも開くことができません。平置きされた教科書で授業を受けている動物たち、まるで学級崩壊です。

そんな動物たちがかわいそうと思い、本を自分で作ることにしました。

 

 

 参考にしたのは、同じおもちゃシリーズのノートでした。そのノートは1枚の厚紙を2枚に折り曲げたもので、表側はかわいいイラストがプリントされたもの、内側は厚紙の裏紙であるグレー1色のものでした。

裏紙のグレーが丸見えなのことも、めくれるページがないのことも不満がありました。

 

「なければ、つくればいいじゃん」と自分で、両面真っ白の厚紙と自由帳の紙を使って作り始めました。
 

f:id:uesugi_libero:20200505192150p:plain「なんてこった…、これじゃあ意味がないじゃないか…」と愕然としました。

 その後、ホッチキスの止め方を変えたり、セロハンテープに変えたりなど試行錯誤しますが上手くいかない日々が続きました。

 また幼い子どもにとって、何度もハサミで厚紙を切ることは容易ではありませんでした。手にハサミの持ち手の跡がくっきり残ったのを覚えています。

 

 

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 しかしたくさんの失敗を積み重ねてついに、完成します。やっと自分の納得のいく本が出来上がりました!

 1度コツがわかると、あとは応用です。表紙の厚紙に折り紙を巻いて、カバー付きの本にしたり、マジックで着色して学校の出席簿を作ったりなどミニチュア本のバリエーションが広がりました。おかげで、学級崩壊を起こしていたおもちゃの学校には、平穏と充実した学校生活が訪れました(笑)

 

 


 以上のように私は幼いころから、こだわりが強いあまりに没頭するということがよくありました。良く言えば研究者、職人気質というやつです。私のような人間は、ほかにも多くいるのではないでしょうか?大人になれば、その気質をうまく活用できず悩まれる方も多いと思います。


私の場合、趣味のイラストや漫画・文章を書いたりなどに活用しています。まだまだ粗削りですが、もっと改善していくつもりです。


では以上!
上杉リベロでした。