【映画紹介】父親×自分の夢
趣味の映画鑑賞の話をひとつ。
漫画専攻の大学へ通っていたときのこと、先生から映画を観ろと勧められました。映画は約2時間で起承転結のストーリーや、キャラクターを魅力的に見せる表現があると言ってくれました。
それから、毎週5本ずつ映画を観続けた私が、「父親×自分の夢」をテーマにした3作品を紹介します。
モスキート・コースト
1986年
出 演:ハリソン・フォード、リヴァーフェニックス
あらすじ:文明社会を嫌悪する発明家のアリー・フォックスは、家族六人で中米に移住した。"モスキート・コースト"と呼ばれる未開の密林で、何も無い地に理想の生活を築き上げるというのが父アリーの夢だった。
感想:父アリーは自分の考えに固執してしまい、家族を巻き込むようになります。そんな父親から逃れ、家族たちは自分たちの暮らしのために離れていきます。
旅立ちの時
1988年
出 演:リヴァー・フェニックス
あらすじ:ダニーは、大好きな両親と仲の良い弟を持つ高校生。しかし、彼の両親は、テロリストとしてFBIに指名手配された犯人だったのだ。名前や見た目を変え、引っ越し先を転々とするダニーたち。転校先でダニーはピアノの才能を開花させる。
感想:ダニーの父親は「家族は離れてはならない」という強い意志を持っていました。しかし息子ダニーの才能や将来のことを考え、彼の人生を後押ししました。
リトルダンサー
2000年
出 演:ジェイミー・ベル
あらすじ:1984年。イングランド北部・の炭鉱町に住むビリー・エリオットは、炭鉱夫である父と兄のトニー、そして軽度の認知症を患う祖母と一緒に暮らしている。最初はボクシングを習っていたが、徐々にバレエに惹かれていく。
感想:ビリーの父は「男はたくましくあるものだ!」という考え方がありました。しかしビリーがバレエに打ち込む様子を見て、自分の考え方は古かったと自覚します。
まとめ
以上3作品の共通点は、父親による考え方の固執です。古い考えや偏った思想によって、子どもたちの新しい考え方を拒否してしまいます。これはいつの時代にも起こることですね。
お互い和解できる世の中になってほしいです。
では、以上!
上杉リベロでした!