【映画紹介】家族の在り方
先日、大好きな祖父が永眠し、改めて「家族の在り方」について考えるようになりました。今回は、そんな「家族の在り方」をテーマに映画作品3作品を紹介します。
リトル・ミス・サンシャイン(2006)
美少女コンテストに憧れるぽっちゃり眼鏡の娘、何事にも余裕のない父、口を利かなくなった兄、自殺未遂をしたゲイの伯父、不良おじいちゃん、それらをまとめようとする母…。
最初は皆バラバラだった家族が、美少女コンテスト会場に向かう道中で、「大切なものはなにか」を気づかされるストーリー。
コンテストに緊張する孫娘は、おじいちゃんからの励ましの言葉をもらいます。
負け犬っていうのは、負けるのが怖くて挑戦しないやつらのことだ
父親から常日頃「負け犬にはなるな」と言われ、臆病になっていた娘にとって、おじいちゃんのその言葉はどれほど救われたことでしょう。
チョコレート・ドーナッツ(2012)
1970年代のニューヨーク、ゲイカップルがダウン症の少年を育てるお話。現在ほど、LGBTQに寛容じゃなかった時代、そしてダウン症に偏見や差別が差別があった時代。
「普通」とは、「家族」とは、について深く考えさせられる作品です。
ラストの展開に、とても残念な気持ちになりました。作中の時代から約50年経過しています。しかし日本は、まだこの1970年代のアメリカと変わりません。
「家族」の形について、より寛容な時代がくることを願っています。
8月の家族たち(2013)
父親の葬儀のため、田舎町の実家に戻ってきた家族たち。
毒舌家の母、母親と険悪な長女、地元に住む次女、自由奔放な三女。それぞれのパートナーや子ども、親戚を含め家族同士がぶつかり合う話。
この映画で印象的だったのは、ラストシーン。「家族」に縛られすぎてしまった者たちの末路…。私は、当時衝撃的過ぎて、この映画を観た夜に実母を刺し殺すという悪夢を見てしまいました…。
まとめ
「家族の在り方」について3作品の映画を紹介しました。もし、他にもこんな映画があるよ!というのがあればコメントいただければ幸いです。
では、以上!
上杉リベロでした!