「理解してほしい」持病と世間からの反応
安倍総理が持病の潰瘍性大腸炎の悪化を理由に辞任を発表しました。この発表を「甘え」や「言い訳」などの厳しい批判や言葉を発している人もいるとのことです。
日本は、休息などに対し、「甘え」や「怠けている」などを言う人が多い気がします。今回は、そんな持病と世間からの反応という話をします。
持病
持病は、人によって様々です。皆同じ症状はありません。入院や投薬治療などをして生活されています。そして、その病気や症状に合わせて、その人の暮らし方があります。
私自身も持病を抱えています。咳喘息と自律神経の病気です。どちらも簡単に治るものではないので、共存していくために生活を変えました。
詳しいことは過去記事に掲載しています。
なぜ厳しい言葉を言うの?
「甘え」「怠けている」などを言う人はなぜそんな厳しい言葉を言うのでしょうか?
理由は簡単
よく知らないから
です。
その病気について詳しい知識がないため、「甘え」「怠けている」などの言葉を言うのです。
人間は、よく分からないものに対しては、恐怖心や不信感を抱きます。また実体験がないとなかなか理解されません。
たとえ、どんなに苦しい症状だったとしても「甘え」や「怠けている」で片づける人が少なからずいることは理解しましょう。
私も実際、自律神経の病気で体調不良になったとき、父親から「甘え」「怠惰」などの言葉を受けました。その時の症状は「めまい」「吐き気」「身体に力が入らない」「涙が止まらない」「思考力低下」「食欲低下」「睡眠力低下」でした。明らかに健康状態が悪いにも関わらず、それらを「甘え」「怠け」で片づけられ、とてもショックを受けました。
まとめ
持病について話すと、厳しい言葉を言う人は「相手がその病気について詳しくない」からでした。 実際にその人が同じ症状を発症したら、苦しさや辛さを知ると思います。しかし、それができないからこそ人々はそれぞれの病気に理解してほしいと発信したりするのです。
知らないということは時に人を気づけてしまうんですね。
では、以上!
上杉リベロでした!